ミュージック×ポスト

正直に向き合う

食わず嫌いだった自分を恥じた。

食わず嫌いは良くない。
そのことを思い知らされた。
完全にノーマークだった本。
読む気がしなかったのは、映画化されたから。

なんとなく、陳腐な小説というイメージがあって手をつけていなかった。
映画の宣伝が「感動」一色で、観る前からしらけていたのだ。
だから、原作の小説に対しても気持ちが萎えていた。

ところが、である。

読んでみると、非常に面白かった。
表題作の『鉄道員』は、自分にとっては中の上。
一番良かったのは、『角筈にて』かな。
全編通して、「過去との対話」が主題といえるだろうか。
そういう意味では、重松清の長編小説流星ワゴン (講談社文庫)に通じる部分があるかもしれない。

短編で読みやすく、非常にお勧めの本である。

読んでよかった と思った本でした。

たまたま立ち寄ったブックオフで

きれいな単行本が、なんと105円だったので
ほとんど衝動買いでした。

(なぜか文庫本のほうが高かった)


買って、読んでみて
これが短編集だと知りました。

「鉄道員」って、映画化もされたので
もう少し長い小説だと思ってたんですが

実際には、40ページしかないんですね。

この1冊に、以下の8編が入っています。

 「鉄道員」
 「ラブ・レター」
 「悪魔」
 「角筈にて」
 「伽羅」
 「うらぼんえ」
 「ろくでなしのサンタ」
 「オリヲン座からの招待状」


読んでない方も、いらっしゃると思うので
内容は書きませんが

既に亡くなった人に
思いをはせる、対話する

あるいは、自分の気持ちに
正直に向き合う、

そんな作品が多いですね。

読んでよかった
と思った本でした。


上手い!

何という上手さ!
小説の技法として、抜群のテクニック。
この素晴らしさは、映画や芝居では不可能。文章のテクニックを駆使した作品。

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)
浅田 次郎

ルイヴィトン ショルダー
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by musicpost1 | 2011-08-01 21:29 | 読書
好きな音楽
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